源氏物語の世界 再編集版

このページは高千穂大学の渋谷教授が公開しているホームページ「源氏物語の世界」を再編集したページです。注釈が読みやすくなった、本文と現代語訳を対照表示できる、目次が使いやすくなったなどの特徴があります。

本サイト内に掲載されている源氏物語の本文、注釈、現代語訳、ローマ字版などは、すべて、渋谷教授によるものです。渋谷教授のご好意により、本サイトでの再編集した形での転載を許可していただきました。

 


新着情報

  • 2012年から、約3年がかりで、少しずつ、以下の修正をしていましたが、このたび、それが終了しました。

    • オリジナルサイト「源氏物語の世界」から2014年11月29日にダウンロードした時までの更新を反映しました。
    • XML版には本文に総ルビを振る機能がありますが、その一部に残っていた誤ったルビを正しいものに修正しました。
      このルビは、ローマ字版をひらがなに変換し、本文と突き合わせることで抽出しますが、 複数のルビ候補が出てくるあいまいな部分では最初に見つけた候補を拾ってしまったり、 本文とローマ字版の間にミスマッチがあって不適切な突き合わせ結果になったりすると、 誤ったルビが振られていました。
      前者は誤り事例を蓄積して回避し、後者はローマ字版を本文に合わせて修正することで、 適切なルビが振られるように修正しました。
    • 和歌は上の句と下の句で1つの行(HTML版の表組みの行に相当に相当するもの、以下同様)とし、 代わりに、セル内で上の句と下の句の間に改行を入れるように変更しました。
      以前は上の句と下の句は別の行になっていたのですが、和歌の注釈は上の句と下の句では分かれておらず、 XML版の再編集結果やCSV版の全文検索結果のように、検索結果に基づいて再編集すると、 同じ注釈が2度、重複して抽出されてしまう問題がありました。
      和歌を上の句と下の句で1つの行とすることで、このような問題は発生しなくなりました。
    • 長い行を複数行に分割しました。
      以前は、長い行が所々に存在しました。
      HTML版やCSV版では、長くてもあまり問題ありませんが、 XML版で縦書き印刷用文書を作成したときは、長い行(およそ800字超)や、沢山の注釈がついた行は、 1ページに入りきらず、末尾が表示/印刷されないことがありました。 多くの場合、段組みの高さを調整することで回避できましたが、中には回避困難なものもありました。
      分割後は、最長でも740字で、多くの場合、1ページに入りきると思います。もし、入りきらなかった場合でも、段組みの高さを調整しても回避困難になるケースはなくなったと思います。
      (その確認は、A4版縦書き印刷用文書、文字サイズ10.5pt、本文・渋谷栄一訳・与謝野晶子訳・注釈の4段組みで行いました。)
    • 各帖のインデックスページの右上には、オリジナルページや修正版のページ、比較ページへのリンクがあります。 (スクロールバーを少し上げると出てきます。)
      本サイトにアップした再編集結果は、形式の如何にかかわらず全て修正版に基づいていますが、 この修正版で、オリジナルに対して、どのような修正を入れているかは、比較ページで確認できます。 特に、ローマ字版の比較ページでは本文と突き合わせて抽出したルビも確認できるようにしました。
      また、オリジナルページへのリンクは本サイト内にアップしたオリジナルページ(本サイトを更新するときに実際に参照したページ)へのリンクに変更しました。 以前は、オリジナルサイト内の該当ページへの直接リンクでしたが、オリジナルサイトで更新されたとき、 本サイトでそれを反映するまでの間、ずれが生じるため、変更しました。
    • CSV形式(全文検索プログラム付き)とCHM形式(HTMLヘルプ形式)の更新は何年も止まっていましたが、このたび、最新版に更新しました。
      また、これまでは、これらをsourceforge.jpにアップしていましたが、本サイト内にアップするように変更しました。
      これに伴い、sourceforge.jpの「源氏物語の世界 再編集版 一括ダウンロード」プロジェクトは更新しておらず、近いうちに終了します。


  • XML形式の再編集版を以下にアップしました。

        http://www.genji-monogatari.net/xml/

    これは、2005年度後期のIPA 未踏ソフト事業で継続採択されたテーマ「源氏物語の鑑賞支援ツール」で開発したものです。特に、以下に示す縦書きやルビの機能は簡単に使えて重宝すると思いますので、使ってみていただけると幸いです。

    • Internet Explorer 6 で 縦書き表示できるようにしました。(下図)

      下図にカーソルを置くと拡大し、クリックすると、サンプルのページを表示します。


    • Word 2003の縦書き印刷用文書を作成できるようにしました。(下図)

      これを使うには、あらかじめ、Word 2003以降か、Word Viewer 2003以降(無償)のいずれかがインストールされている必要があります。
      挿絵は2012/03/25から挿入できるようになりました。Word 2003とWord Viewer 2003,Word 2010で動作確認しています。

      下図にカーソルを置くと拡大し、クリックすると、サンプルの文書をダウンロードします。


    • 本文のルビを作成しました。

      これは、本文とひらがな版を再編集プログラムで機械的に突き合わせて抽出した ものです。ひらがな版は渋谷教授が提供するローマ字版を再編集プログラムで機械的に変換し て作成しました。 ただし、ごく一部ながら、突き合わせ結果があいまいな部分では最初に見つけた結果をルビ化するので、 例えば「「殿(との)(うち)」とすべきところを 「殿()(のうち)」としてしまう類の誤ったルビが抽出されている場合があります。
       
 

詳細は私の2006/3/28の日記で紹介します。

  • これ以前の情報は、更新履歴 を参照してください。


再編集版について

この再編集版には、以下のような特徴があります。

特徴 説明
注釈を読みやすく
しました。
渋谷教授は全部で22065件の注釈を書いてくれています(2003年5月現在)。しかし、本文と注釈は別のページにあり、しかもリンクされていないので、これを照らし合わせてオンラインで読むのはかなり苦労します。再編集版では、その注釈のほとんどについて本文との間で相互リンクしました。

また、本文のリンクの上でマウスを止めることで、これらをツールチップで表示させることもできます。短い注釈ならツールチップ表示だけで足りるので便利です。

たとえば、桐壺の帖の最初の行は以下のようになっています。

なお、出典と校訂についても、注釈と同様にツールチップで表示できるようにしてあります。

本文と現代語訳等を
対照表示できます。

その表示形式は簡単
に変更できます。
本文・現代語訳・ローマ字版の3つを行単位に対照できるように配置しました。たとえば、桐壺の帖の最初の行は以下のようになります。
1.1.1   いづれの御時にか女御、更衣あまた さぶらひたまひけるなかにいとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて 時めきたまふありけり
 どの帝の御代であったか、女御や更衣が大勢お仕えなさっていたなかに、たいして高貴な身分ではない方で、きわだって御寵愛をあつめていらっしゃる方があった。
  Idure no ohom-toki ni ka, nyougo, kaui amata saburahi tamahi keru naka ni, ito yamgotonaki kiha ni ha ara nu ga, sugurete tokimeki tamahu ari keri.

しかし、この例のように本当に3つとも対照表示させると、よほど大きなディスプレイでない限り、窮屈な印象を受けます。そこで、ページの先頭に表示設定のチェックボックスを設けて、必要なものだけを簡単に取捨選択して表示できるようにしてあります。

たとえば、上図のように、本文と現代語訳を選択して番号とローマ字版を非選択にすると、桐壺の帖の最初の行は以下のように表示されます。(初期状態ではこの状態になっています。)

  いづれの御時にか女御、更衣あまた さぶらひたまひけるなかにいとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて 時めきたまふありけり
 どの帝の御代であったか、女御や更衣が大勢お仕えなさっていたなかに、たいして高貴な身分ではない方で、きわだって御寵愛をあつめていらっしゃる方があった。

この表示設定はcookieに30日間保存されます。一度、好みの表示設定に設定しておけば、次に設定変更する必要が生じるまで、再設定する必要はありません。

目次を使いやすく
しました。

左のフレームのツリービュー目次を使って、任意の帖・章・段落に直接アクセスできます。

また、各帖には、別に細目次のページがあり、和歌による目次(注釈付!)もあります。

 


HTMLヘルプ形式の再編集版について

再編集版をHTMLヘルプ形式に変換したものをダウンロードすることもできます。HTMLヘルプはMicrosoft Office(Word、Excel等)で採用されているヘルプファイルの形式です。

この形式は、高速な全文検索に特徴があります。再編集版では、1ページに本文、注釈・出典・校訂、現代語訳、ローマ字版が入っているので、そのすべてを対象として全文検索されます。この結果、本文だけの全文検索とはまた違った検索結果が得られるので、使い方によっては、面白い結果が得られるのではないでしょうか。

例えば、「蓬莱」を全文検索すると、帚木、絵合、胡蝶、宿木の4帖が出てきますが、このうち、本文でヒットするのは帚木、絵合、宿木の3帖です。胡蝶では本文には現れないのですが、注釈・出典・現代語訳でヒットします。「亀の上の山」というのが遠まわしに蓬莱山を指していることが注釈と出典で説明され(下図)、それを受けて現代語訳では「亀の上の山」を「蓬莱山」と訳しているからです。

ただし、この検索機能は、ひらがなをキーにして検索しようとすると、問題があるようです。この点については、楽天広場の私のページの 2003年9月7日の日記で説明していますので、そちらを参照してください。 

なお、HTMLヘルプ形式の再編集版と、通常のHTML形式の再編集版の相違点は以下のとおりです。

HTML形式 HTMLヘルプ形式 説明
表示速度 HTMLヘルプはあらかじめコンパイルされているので、HTMLよりも高速な表示が可能です。
全文検索 × HTMLヘルプファイルには全文検索インデックスが含まれているので、非常に高速な全文検索ができます。
表示設定の保存 × HTML形式では表示設定はcookieに約1ヶ月間保存されます。その間は最後の設定が残っています。しかし、HTMLヘルプではcookieが使えないので、ページを読み込むたびに初期設定値に戻ってしまいます。

是非、HTMLヘルプ形式の再編集版もダウンロードして使ってみてください。
ダウンロードは、こちらから行えます。

CSV形式の再編集版について

再編集版で提供している情報をcsv形式に変換してみました。csv形式に変換するメリットは、いろいろなプログラムでデータを読み込んで処理することが出来るようになることです。例えば、Microsoft Accessがあると、csvファイルにリンクすることで、複数のcsvファイルに対して強力な関係演算を使用してデータを検索・加工・整理できます。

また、Microsoft Accessを持っていない人にも使えるプログラムも、比較的簡単に作ることが出来ます。今回は、簡単な検索機能を実現したビューアプログラムと、Jetデータベースエンジンを使った強力な全文検索プログラムをアップしました。

詳細とダウンロードは、こちらを参照してください。

 


再編集することにした動機について

私は、「あさきゆめみし」と寂聴源氏で源氏物語の良さを知った新参者の一人です。数年前、女房と娘に薦められて少女漫画「あさきゆめみし」を読んだのがことの始まりでした。その後、瀬戸内寂聴さんによる現代語訳の新装本(\1300/冊のもの)が1冊/月のペースで刊行されたのにあわせて、約1年かけて、現代語訳を読みました。

現代語訳を読み終えてみると、次に読んでみたくなるのは、やはり本文です。そこで私は、高千穂大学の渋谷教授が公開しているホームページ「源氏物語の世界」を通じて本文に挑戦してみました。

しかし、実際に挑戦してみると、なかなか長続きしません。内容の難しさもありますが、Webサイトの構成に、改善の余地がたくさんあって、それが気になってしまうのです。

私は、現在、IT系の仕事をしています。Webアプリケーションのプログラミングは私の得意分野のひとつです。「源氏物語の世界」は内容が良いだけに、これを読もうとすればするほど、私だったらこういうときは、こうするという思いが吹き出てくるのです。

そこで、「源氏物語の世界」の内容を、私がより良いと思う形に再編集してみました。このページは、渋谷教授の許可を得て、その再編集結果を公開させていただくものです。わたしと同様に源氏物語の本文に挑戦してみようと思っている方の一助になれば幸いです。

この再編集作業は機械的な作業が多かったので、その部分はJavaスクリプトでプログラムを組んで自動的に実行されるようにしました。その再編集プログラムも、このページで公開しております。

 


お気に入り

 

リンク 著者 私にとっての魅力
源氏物語の世界 渋谷栄一
高千穂大学

本サイトで使用した源氏物語の本文、注釈、現代語訳、ローマ字版などのオリジナル版を提供するページです。
本サイトは、渋谷教授のご好意により、再編集した形での転載を許可していただき、実現しました。

文迷
(源氏物語 婆の部屋)

朗読:すみこ

デジタル化:丈

  • 源氏物語全54帖の朗読データを無償公開しています。二次加工もOKとのこと。
    これを再編集版に統合するのが次の最大の課題になりそうです。

  • 私の2006/3/28の日記でも紹介しています。

古典総合研究所 上田英代
青空文庫
紫式部の作品リスト
光の君再興
プロジェクト

青空文庫は著作権の切れた多くの文学作品を電子化して公開してくれているサイトです。
源氏物語についても、與謝野晶子による現代語訳「全訳源氏物語」を公開しています。これは、古典総合研究所で入力されたものをベースに、底本の角川文庫の「全訳源氏物語」についていたルビを追加したものだそうです。光の君再興プロジェクトは、このルビ追加や各種校正作業などを行うプロジェクトで、多くのボランティアによって支えられているそうです。
全訳源氏物語を再編集版に統合する作業は、ルビのあるこちらをベースに行いました。

源氏の部屋 小池笑芭
  • 風俗博物館の展示レポートや平安時代の風俗の紹介記事は充実して奥が深い。
  • 「源氏物語<妄想モード訳>」には面白い訳が多い。
  • 情報カレンダーと一押し情報でタイムリーな情報を提供してくれます。
  • 掲示板は活発で面白い。再編集版関連のアナウンスがあれば、この掲示板に投稿する予定。
源氏物語の世界 joox

楽天広場に開設されたサイトです。日記が凄い。慶安3年(1650)刊の「源氏物語」を所蔵しているそうで、その中から、1ページずつ取り上げて解説したものを、日記としてアップしてくれています。




更新履歴

2012/6/24
  • 源氏物語のコンテンツに対する更新(2012/3/25の更新内容参照)は、第10帖 賢木まで終了しました。
  • Internet Explorer 10 (Windows 8 Release Preview版) で正しく動作しない問題を対策しました。ただし、metroモード非サポートなど、一部制限があります。
上記の修正内容は、2012/7/8にアップロードしました。
2012/3/25 源氏物語のコンテンツに対する以下の更新に着手しました。今後、少しずつ実施していく予定です。
  • 渋谷教授の最新版での修正を反映します。
  • いくつかの長い行は分割します。反面、和歌は上の句と下の句を一つのセルに入れるようにします。
ただし、これらの修正を入れた帖は、当分の間、XML形式の再編集版での朗読関係の機能(朗読の進度に合わせて、本文の朗読している文節と、渋谷栄一訳の対応する文節がハイライトされる機能など)が使えなくなります。
2012/3/25 XML形式の再編集版の縦書きWord文書作成機能を以下のように更新しました。
  • 権利の表示が最後のページに入るようになりました。縦書き文書に横書きで表示するため、かなり大きなスペースをとることになってしまいましたが…。
  • 挿絵が入るようになりました。まだ、江戸時代の絵入源氏物語による白黒の線画しかありませんが、あるとないでは、多少、印象が違うと思います。 この修正に伴い、内部のデータ形式を変えたため、他の再編集形式(IE6向けの横書き表示形式など)では、挿絵が入らなくなっています。(近日対策予定)
  • 複数行にまたがる注釈は、最初の行にだけ、表示するようにしました。
2012/3/25
  • XML形式の再編集版では、Internet Explorer 9 で 帖・章を選択できないため、番号で入力するようにしました。
2012/3/20
  • 表示設定が Internet Explorer 9 で正しく動作しない問題を対策しました。
  • XML形式の再編集版は 依然として、Internet Explorer 9 では正しく動作しません。原因を調査中です。
2009/10/31 XML形式の再編集版が Internet Explorer 8 で正しく動作しない問題を対策しました。
2006/8/18 2006年もIPAの未踏ソフト事業で継続採択されたテーマ「源氏物語の鑑賞支援ツール」で開発したXML形式の再編集版をhttp://www.genji-monogatari.net/xml/にアップしました 。
これは2005年に開発したものをベースに以下の機能を追加したものです。
  • アップロード会員の登録・認証・管理機能と、アップロードなどのファイル操作機能 を追加しました。
    アップロードした内容は、ただちに、XML形式の再編集版に反映されます。
  • Internet Explorer 6 で 縦書き表示できるようにしました
  • Word 2003の縦書き印刷用文書を作成できるようにしました。
    これを使うには、あらかじめ、Word 2003か、Word Viewer 2003(無償)、Word 2007 Beta2(無償)のいずれかがインストールされている必要があります。ただし、まだ挿絵などのオブジェクトを挿入できません。
  • 本文のルビを作成しました。これは、本文とひらがな版を再編集プログラムで機械的に突き合わせて抽出した ものです。ひらがな版は渋谷教授が提供するローマ字版を再編集プログラムで機械的に変換し て作成しました。 ただし、ごく一部ながら、突き合わせ結果があいまいな部分では最初に見つけた結果をルビ化するので、 例えば「「殿(との)の内(うち)」とすべきところを 「殿(と)の内(のうち)」としてしまう類の誤ったルビが抽出されている場合があります。
2006/7/28 第一サイトを削除しました。第一サイトのトップページは、http://www.genji-monogatari.net/へのリダイレクトになっていますが、他のページ・ファイルはすべて削除しました。
2006/7/22 これまで、第一サイトと第二サイトに分かれていましたが、これを以下のURLで一本化します。
  • http://www.genji-monogatari.net/   -   ここに、HTML形式とXML形式の再編集版を集めて提供します。
  • http://genji.info/   -   現在は、上のURLへのリダイレクトになっています。短いので、長いURLの入力が苦になる場合などにご利用ください。
第一サイトのトップページは、http://www.genji-monogatari.net/へのリダイレクトに変わりました。第一サイトの他のページは7月中に削除する予定です。第二サイトは当面は現在の状態(内容が古く、更新されていない状態)のまま残しますが、いずれは、サイト全体を削除する予定です。
2006/7/8 7/1にアップした中間結果は、7/5 0:30から、注釈・出典・校訂の情報が入力されない状態になっていましたが、7/8 7:42に復旧させました。
2006/7/1

2006年もIPAの未踏ソフト事業で継続採択された テーマ「源氏物語の鑑賞支援ツール」で開発中のXML形式の再編集版 の中間結果をアップしました 。この中間結果は2005年のものをベースに以下の機能を追加したものです。まだ未完成ですが、とりあえず使ってみることができます。

  • Internet Explorer 6 で 縦書き表示できるようにしました。
  • Word 2003での縦書き印刷用ドキュメントを作成できるようにしました。ただし、まだ挿絵などのオブジェクトを挿入できません。これを使うには、あらかじめ、Word 2003か、Word Viewer 2003(無償)、Word 2007 Beta2(無償)のいずれかがインストールされている必要があります。
  • 本文とひらがな版を再編集プログラムで機械的に突き合わせて本文のルビを抽出しました。ここで、ひらがな版は昨年作成したもので、渋谷教授が提供するローマ字版を再編集プログラムで機械的に変換したものです。一部、突き合わせ結果があいまいな部分では最初に見つけた結果をルビ化するので、誤ったルビが抽出されている場合があります。

以上の機能の作成作業中の苦労話と既知の問題点は、こちらにあります。興味のある方はどうぞ。

  • アップロード会員の登録・認証・管理機能と、アップロードなどのファイル操作機能 を追加しました。ただし、現在、これらの機能は実行できますが、アップロードした内容が再編集版に反映されません。
2006/3/28 源氏物語全54帖の朗読データを無償公開するすごいサイト「文迷(源氏物語 婆の部屋)」が出現しました。 (詳細:私の2006/3/28の日記
2006/1/9 sourceForge.jpの一括ダウンロードプロジェクトにアップしていたHTML形式とCSV形式の再編集版のファイルを新しいものに入れ替えました。HTMLヘルプ形式(chm形式)のファイルは古いままです。
2006/1/7
  • 第一サイトにHTML形式の再編集版のすべての帖をアップしました。2005年10月からDIONの割当WEB容量が20MB⇒100MBに増えたため、可能になったものです。
    今後、第二サイトは、XML形式の再編集版のサイトにする予定です。
  • 源氏物語の第1部の第6〜33帖に与謝野晶子訳を追加しました。 ただし、第13〜33帖は最終確認作業中の暫定版のままアップしました。2005年12月からこの作業が止まっていて、なかなか進まないためです。
    この結果、暫定版も含めれば、全54帖に与謝野晶子訳がそろったことになります。このうち第6〜46帖と第49〜54帖は若林貴幸さんのご協力により実現しました。若林貴幸さん、どうもありがとうございました。
  • HTML形式の再編集版は、FireFox 1.5とNetscape 7.1でも使用できるようになりました。単に表示できるだけでなく、表示設定も動作します。 ただし、どちらのブラウザもルビ(RUBYタグ)は未サポートのため問題があります。FireFox 1.5では、サードパーティによるRUBYタグの拡張機能があり、それをインストールすると、ルビも正しく表示されますが、表示設定の「ルビ」のチェックを消しても、ルビは表示されたままです。 Netscape 7.1では、ルビ機能がないため、読みはカッコ付きで右に表示されますが、表示設定の「ルビ」のチェックを消すと、カッコ付きの読みは消えます。
2005/12/1
  • IPAの未踏ソフト事業に提案していた「源氏物語の鑑賞支援ツール」の継続テーマが採択されました。
2005/10/15
  • 源氏物語の第3部の第42〜46帖と第49〜54帖に与謝野晶子訳を追加しました。この結果、第2部(第34〜41帖)と第3部 (第42〜54帖)は、すべて、与謝野晶子訳がそろったことになります。
    これらは若林貴幸さんのご協力により実現しました。若林貴幸さん、どうもありがとうございました。
  • 与謝野晶子訳は、残りの帖(第6〜33帖)も若林貴幸さんのご協力により、本文や渋谷栄一訳との突合せは終了しており、最終確認だけが残っている状態です。これらについても、最終確認が終わり次第、アップ致します。
2005/8/31
  • 第二サイトからCSV形式の再編集版のダウンロードファイルを削除しました。CSV形式のダウンロードはsourceforge.jpのgenjiの「源氏物語の世界 再編集版 一括ダウンロード」から行います。
2005/8/29
  • 「源氏物語の鑑賞支援ツール」(IPAの未踏ソフト事業に採択され たテーマ)で作成したXML形式の再編集版を第二サイトにアップしました。
  • 源氏物語の第2部(第34帖若菜上〜第41帖幻)と第48帖早蕨に与謝野晶子訳を追加しました。このうち第2部は若林貴幸さんのご協力により実現しました。若林貴幸さん、どうもありがとうございました。
  • 与謝野晶子訳は、他の帖も若林貴幸さんのご協力により、本文や渋谷栄一訳との突合せは終了しており、最終確認だけが残っている状態です。これらについても、最終確認が終わり次第、アップ致します。
2005/6/21

「源氏物語の鑑賞支援ツール」(IPAの未踏ソフト事業に採択され たテーマ)でやろうとしていること(目標と現状)を整理してこちら(第二サイト内のページ)にアップしました。

2005/2/11
  • sourceforge.jpのgenjiプロジェクトで一括ダウンロードできるようになったため、第二サイトでのダウンロード(HTMLヘルプ形式の再編集版、再編集プログラム)は終了しました。CSV形式の再編集版と全文検索プログラムのダウンロードも、解説ページをsourceforge.jpに移行でき次第、終了する予定です。今後、第二サイトは、HTML形式の再編集版のページにしようと考えています。
2005/2/2
  • sourceforge.jpに申請していたgenjitoolプロジェクトが承認されました。
2005/1/31
  • sourceforge.jpのgenjiプロジェクトは、「源氏物語の世界 再編集版」の一括ダウンロードのためのプロジェクトに変更し、新たに、IPAの未踏ソフト事業に採択された「源氏物語の鑑賞支援ツール」のためのプロジェクトとしてgenjitoolプロジェクトを登録申請しました。
2005/1/16
2005/1/15
  • sourceforge.jpのgenjiプロジェクトに、源氏物語の世界 再編集版の3つの形式(HTML形式、HTMLヘルプ形式、CSV形式)のファイルを、一括ダウンロードできる圧縮形式でアップロードしました。内容は2004年10月30日付のCDROM版とほぼ同じです。
    https://sourceforge.jp/projects/genji
  • これに伴い、CDROM版の取り扱いを終了しました。
2005/1/10
  • sourceforge.jpに申請していたgenjiプロジェクトが承認されました。
2005/1/8
  • 源氏物語の鑑賞支援ツールの開発・整備を、多くの人と共同で推進できる環境を整備するため、sourceforge.jpにgenjiプロジェクトの登録を申請しました。
2004/11/19
  • IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)の未踏ソフトウェア創造事業に私が提案した企画「源氏物語の鑑賞支援ツールの開発・整備」が採択されました。
2004/10/27
  • CSV形式の再編集版の登場人物関係のCSVファイルに第5帖若紫の情報を追加しました。
2004/9/30
  • IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)の未踏ソフトウェア創造事業に「源氏物語の鑑賞支援ツールの開発・整備」を提案申請しました。
2004/9/21
  • 第47帖総角について、与謝野晶子の現代語訳も対称表示できるようにしました。
  • CSV形式の再編集版の登場人物関係のCSVファイルに第47帖総角の情報を追加しました。
  • 今後の課題を2件追加しました。これらは、作業量的に見て私一人では実現困難と思われますが、今後は、このようなものも、私にとってやりたいことであれば、挙げることにしました。
2004/8/7
  • 全文検索プログラムの検索条件項目に「登場人物」を追加しました。本文に特定の登場人物が登場する行を検索したり、登場箇所をマークしたりできるようになりました。
  • 全文検索プログラムの検索対象に「本文(登場人物付)」、「登場人物」、「登場人物(呼称)」、「登場人物(備考)」が追加されました。
  • 検索結果の左端の帖番号、章番号、段番号、にマウスカーソルをとめると、その帖名、章名、段落名をツールチップで表示されるようになりました。
  • CSV形式の再編集版に、これらの登場人物関係のCSVファイルを追加しました。ただし、これらのCSVファイルの内容のうち、調査・整備が終わっているのは、第1帖桐壺〜第4帖夕顔までのみです。
  • CSV形式の再編集版の解説ページに、上記の内容の解説を追加しました。
2004/7/15
  • CSV形式の再編集版に登場人物一覧のCSVファイルperson.csvを追加しました。
  • CSV形式の再編集版のtext.csv、version.csv、romaji.csv、yosano.csvから行末の「<BR>」を削除しました。なお、行の途中にある「<BR>」は、そのまま残っています。
2004/7/14
  • 「★」が表示されていた注釈のリンク切れをすべて対策しました。このうち、注釈と出典・校訂が競合していたものの打ち、注釈見出しの中に出典・校訂の見出しが含まれるもの(9割がたこれ)については、出典・校訂のリンクを解除して、変わりに注釈へのリンクを張り、その後ろに出典・校訂へのダミーのリンク(見出しが「★」)を挿入するようにしました。(HTML形式、HTMLヘルプ形式、CSV形式)
  • 再編集プログラムを上のリンク切れ対策版V1.62に更新しました。
2004/7/12
  • これまで、表示設定を変更しても、それが印刷や印刷プレビューには反映されませんでしたが、これを反映されるように修正しました。(HTML版、HTMLヘルプ版)
  • 表示設定の右に「全画面」ボタンを追加しました。このボタンを押すと、左側の目次フレームが無くなり、右のフレームに表示されていた内容がウィンドウ全体に広がって再表示されます。
  • 上記修正に伴い、第二サイトはほとんど総入れ替えに近い状態になりましたが、この入れ替え作業中、更新されたページが正しく表示できない状態になっていたこと、お詫びいたします。これは、この入れ替え作業のファイルアップロード順序の関係で、最初のHTMLページが更新されてから最後のスクリプトが更新されるまでに、1時間半程度の時間差が生じたために、その間、更新されたページが正しく表示できない状態になっていたことによるものです。
2004/7/11
  • 再編集プログラム V1.61を第二サイトにアップしました。
  • 「源氏物語の世界」(オリジナル)の全ファイルをダウンロードしなおし、現在の再編集版のマスタファイルと付き合わせたところ、text10.htmlが更新されていることが判明したため、その更新を反映しました。
  • また、このとき、ローマ字版の挿絵のリンクが、すべて一律に、相対パスから絶対パスに変更されていることが判明したので、相対パス・絶対パスのどちらでも処理できるよう、再編集プログラムを修正しました。なお、手操作で一箇所以上修正した修正版ファイルは、依然として相対パスを使用しているため、比較結果リストには、相対パス・絶対パスの違いも抽出されます。
2004/7/4
  • 現在、オリジナルのファイルを手操作で一箇所以上修正した場合、修正版のファイルを第二サイトアップしていますが、具体的な修正内容を明確にするため、この修正版とオリジナルを比較した結果もアップしました。
    第二サイト(HTML形式)の細目次ページの右上の「オリジナルへのリンク」からリンクしています。(全118ファイル)
  • 比較結果をチェックしたところ、不適切な修正をしていたところに気づいたので、適切な形に修正しました。(21ファイル修正) 特に、<HR>タグについては、修正版ファイルを直接ブラウザで開いたときに問題があるので、使用せず、<BR>タグに変更しました。これに伴い、1つの見出しに複数の注釈がついているときに表示されていた注釈間の区切りの水平線は表示されなくなりました。
  • CDROM版での修正内容(2004/6/27の記述参照)と、上記の修正内容を第二サイトのHTMLヘルプ形式とCSV形式の再編集版にも反映しました。
2004/6/27 CDROM版にて、以下の対策を実施しました。
  • 一連のリンク切れ対策結果をHTMLヘルプ形式とCSV形式の再編集版にも反映しました。また、「★」が表示されているリンク切れのうち、ごく一部ですが、簡単に対策できるものがあったので、対策しました。
  • 全文検索プログラムで、検索結果に注釈が表示されるとき、注釈見出しに対応する本文を薄黄色でマークしますが、見出しと完全に一致しないとマークされないようになっていたものを、HTML版の注釈リンク同様、句読点や引用符の有無程度の違いであればマークされるよう改善しました。
  • HTMLヘルプ版は、これまで、章ごとのファイルと段ごとのファイルが両方が入っていましたが、段ごとのファイルのみを入れるように変更しました。これらは、内容的には重複しており、検索すると、章ごとのファイルと段ごとのファイルの2箇所ずつヒットするのは、返って使いづらいと考えるようになったためです。
  • CSV形式の再編集版で、csvファイル中に残っていたHTMLタグを<BR>と<HR>を除き、すべて削除しました。
    (<BR>と<HR>については、意図的に使っているところがあるので、残してあります。)
    これに伴い、「html.csv」は不要と考え、削除しました。
  • CDROM版で、挿入時に自動的に開くのは、これまでは、HTML版でしたが、これを全文検索プログラムに変更しました。これに伴い、全文検索プログラムの画面を、CDROM版のホーム画面としても相応しいものに変更しました。HTML版やHTMLヘルプ版は、この画面の上部に追加したボタンをクリックして開くことができます。
2004/6/19
  • 第二サイトのHTML版の第50帖東屋から第54帖夢浮橋について、注釈のリンク切れの内、注釈一覧のリンク欄に「−」または「☆」が表示されていたものを修正しました。「★」が表示されているものについては未対策です。また、第50帖東屋の「−」と「☆」には、各1件ずつ合計2件の未対策があります。
  • 注釈の順序が前後していたものは、あれば、正しい順序で並ぶように修正されているはずです。
  • 一連の注釈リンク切れ対策によって、オリジナルのファイルを手操作で修正した部分もかなり多くなってきました。その修正の多くは誤字などの単純なものですが、注釈見出しの修正だけでなく、本文やローマ字版などについても少なからず修正しています。そこで、このような修正したファイルも第二サイトにアップし、細目次ページの右上の「オリジナルへのリンク」からリンクするようにしました。
2004/6/13
  • 第二サイトのHTML版の第42帖匂兵部卿から第49帖宿木までについて、注釈のリンク切れの内、注釈一覧のリンク欄に「−」または「☆」が表示されていたものを修正しました。「★」が表示されているものについては未対策です。注釈の順序が前後していたものも、あれば、正しい順序で並ぶように修正されているはずです。
2004/6/12
  • 第二サイトのHTML版の第34帖若菜(上)から第41帖幻までについて、注釈のリンク切れの内、注釈一覧のリンク欄に「−」または「☆」が表示されていたものを修正しました。「★」が表示されているものについては未対策です。
  • これらの帖の中に注釈の順序が前後していたものも、あれば、正しい順序で並ぶように修正されているはずです。根拠は、2004/5/5と同じプログラムを使っているからというだけですが、具体的に、どこが修正されたかは今後確認する予定です。
2004/5/29
  • 今後の課題の記述を見直し修正しました。
  • 「源氏の部屋」の移転に伴い、リンクを修正しました。
2004/5/5
  • 第二サイトのHTML版の第1帖桐壺から第33帖藤裏葉までについて、注釈の順序が前後していたものについて、正しい順序で並ぶように修正しました。特に、1段落内で注釈見出しと同じ言葉が複数回現れる場合、さらにいくつかの条件が成立すると、注釈のリンクが誤って設定される場合がありましたが、注釈の順序を考慮することで、正しくリンクされるようにしました。これにより、第1帖から第33帖までのリンクのうち数十件のリンクが是正されたようです。第34帖以降については、今後、注釈のリンク切れ対策と一緒に対策します。
2004/5/4
  • 第二サイトのHTML版の第26帖常夏から第33帖藤裏葉までについて、注釈のリンク切れの内、注釈一覧のリンク欄に「−」または「☆」が表示されていたものを修正しました。「★」が表示されているものについては未対策です。ただし、第25帖梅枝の「☆」のうちの1件は未対策です。
2004/5/3
  • 第二サイトのHTML版の第17帖絵合から第25帖蛍までについて、注釈のリンク切れの内、注釈一覧のリンク欄に「−」または「☆」が表示されていたものを修正しました。「★」が表示されているものについては未対策です。
2004/3/30
  • 第二サイトのHTML版の第13帖明石から第16帖関屋までについて、注釈のリンク切れの内、注釈一覧のリンク欄に「−」または「☆」が表示されていたものを修正しました。「★」が表示されているものについては未対策です。
  • 2004/3/28の修正で一部対策できなかった原因が判明し、すべて対策されるようにしました。(リンク欄に「−」または「☆」が表示されていたものが対象)
2004/3/28
  • 第二サイトのHTML版の第1帖桐壺から第12帖須磨までについて、注釈のリンク切れの内、注釈一覧のリンク欄に「−」または「☆」が表示されていたものの大部分を修正しました。「★」が表示されているものについては未対策です。なお、一部対策できていないものがありますが、それについては調査中です。
2004/3/9
  • 全文検索プログラム(CSV形式の再編集版)で「本文(注釈付)」を指定して検索したときの動作を以下のように変更しました。
    (変更前)注釈の付いている行だけを対象に検索していました。注釈の付いていない行に該当箇所があっても検索されませんでした。
    (変更後)全ての行を対象に検索し、結果に対して、注釈があれば付加するように変更しました。これにより、注釈の付いていない行内の該当箇所も検索されるようになりました。
  • 「本文(出典付)」「本文(校訂付)」についても、同様に変更しました。
  • jooxさんによる源氏物語の解説記事一覧を第二サイトに移動し、拡充しました。
2004/1/9
  • 昨日、HTMLヘルプ形式の再編集版をアップしたとき、第34帖 若菜上だけはアップできませんでしたが、このとき、元の第34帖 若菜上のファイルは削除されてリンク切れを起こしていたので、元のファイルをアップしなおしました。(掲示版でのYさんのご指摘により、気付きました。Yさん、ありがとうございました。)
  • 第二サイトにあるHTMLヘルプ形式の再編集版のダウンロードページをフレームから外しました。フレーム内にあると、Internet Explorerなどのロボット機能(オフラインブラウズ機能)を使って一括ダウンロードしようとするときの障害になるためです。(この変更は2003/6/6にも行っていますが、2003/10/25の変更で、再び、フレーム内に戻ってしまっていたため、再度、変更するものです)
  • トップページ(このページ)での著作権表示に渋谷教授の著作権表示を追加しました。トップページだけを単独で考えれば私の著作権表示だけでよいはずですが、このページの著作権表示は、サイト全体の著作権を総括した表示であると捉えられる可能性が高いため、このように変更しました。
2004/1/8
  • HTMLヘルプ形式とCSV形式の再編集版を最新状態に更新しました。ただし、第34帖 若菜上だけは、buttobi.netのファイルサイズ制限(1.5MB以下)に抵触するため、更新されていません。
  • 当サイトのオリジナルCDROMが出来ました。その旨を「お知らせ」でアナウンスしました。
2004/1/7
  • ローマ字版を表示する設定にしているとき、ローマ字版のタイトル(帖名、副題、章名、段名)に、一部、日本語のタイトルが表示される場合があった問題を対策しました。ただし、まだアップしていません。次回のHTML版の総入れ替え(近日予定)の時にアップされます。
  • csv形式の再編集版の英語目次ファイル(mokujiEnglish.csv)にあった同様な問題と、その他の不備を対策しました。
2004/1/5
  • 第5帖 若紫の校訂18と校訂34を校訂として認識できなかった問題を修正しました。
  • csv形式の再編集版でtext.csvに<A>タグが残っているものが数箇所あったので、この<A>タグが残らないように対策しました。
  • 「源氏物語の世界」(オリジナル)の全ファイルをダウンロードしなおし、現在の再編集版のマスタファイルと付き合わせたところ、以下のファイルが更新されていることが判明したため、その更新を反映しました。
    text01.html  note01.html  version01.html  roman01.html
    text02.html  note02.html  version02.html  roman02.html
    text03.html  note03.html  version03.html  roman03.html
    note13.html
    note18.html
    text37.html
    text46.html  version46.html
  • csv形式の再編集版も、上記の修正版に入れ替えました。
2004/1/4
  • 第5帖 若紫の細目次と本文がずれていたので修正しました。12/6に第5帖 若紫を更新したときに、本文のみを更新して細目次を更新し忘れたことが原因でした。
  • 第5帖 若紫の本文と與謝野晶子訳がずれていたので修正しました。12/6に第5帖 若紫を更新したとき、新しいver.1-3-1では行の分け方がわずかながら変わっていたのですが、これに気付かず、與謝野晶子訳の行の分け方を変えずに再編集プログラムを実行したことが原因でした。
2003/12/6
  • 第5帖 若紫 を2003/9/24付けの新しいver.1-3-1をベースにしたものに更新しました。
  • 出典の引用文の中で全角の括弧「(」「)」が使われていると、複数の出典の記述があるものと誤認していましたが、この括弧が読みを表している場合はルビに、そうでない場合は半角の括弧に変更することで、誤認しないように対策しました。(12 須磨、34 若菜上、35 若菜下、37 横笛、44 竹河、46 椎本、47 総角、50 東屋、51 浮舟、52 蜻蛉、53 手習)
  • csv形式の再編集版も、上記の修正版に入れ替えました。
2003/11/30
  • csv形式の再編集版のダウンロード用に紹介(リンク)していた+lhacaは、肝心のtbz形式がサポートされていない古いバージョン(0.73)でした。tbz形式がサポートされた+lhacaの新しいバージョン(1.18)はlhacaデラックス版というホームページ名(プログラム名は+lhacaのまま)でアップされていたので、リンクを、このデラックス版に変更しました。
2003/11/26
  • 第二サイトの本文や細目次のページにある挿絵を以下のように変更しました。
変更前 2003年2月頃に「源氏物語の世界」からダウンロードしたローマ字版の挿絵
=2003/11/26現在の「源氏物語の世界」のローマ字版の挿絵
変更後 2001年9月頃に「源氏物語の世界」からダウンロードしたローマ字版の挿絵
2003/11/24 全文検索プログラムの検索結果に、以下のものを追加しました。
  • jooxさんの日記による解説記事がある行が含まれている場合、その行の右端に解説記事へのリンクが表示されるようにしました。
  • 章番号、段番号、行番号から、第二サイトの対応する章・段・行へのリンクを追加しました。
  • 帖番号から、第二サイトの対応する帖の細目次ページへのリンクを追加しました。
2003/11/20
  • 全文検索プログラムで前提にしているMDACとJet 4.0はWindows Meにも標準でインストールされていることが分かったので、その旨を反映しました。
2003/11/18
  • csv形式の再編集版で全文検索をサポートしました。
    この全文検索では、検索対象に本文だけでなく、現代語訳や與謝野晶子訳、ローマ字版、さらには注釈、出典、校訂、和歌などを指定して検索できるので、応用範囲が広がります。
    また、検索結果は本文、現代語訳、與謝野晶子訳、ローマ字版が対照表示されます。検索対象に注釈、出典、校訂を指定した場合は、その検索対象も対照表示されます。
  • 今後の課題の一覧表に本件を反映しました。
2003/11/8
  • 今後の課題のうち、「全文検索機能を追加する。」のアプローチを変更しました。CGIによるオンライン全文検索は見送り、csv形式などに変換して専用プログラムで全文検索するアプローチに変更したものです。
  • これに伴い、HTML形式の再編集版で提供している情報をcsv形式に変換してアップしました。
  • また、このcsvファイルを使って簡単な検索機能をサポートしたビューアプログラムもアップしました。
  • 今後、このcsvファイルを使ったプログラムを追加・整備していくつもりです。
  • 反面、HTML形式での一括ダウンロードを終了しました。代替として、csvファイルからHTMLファイルを作成するプログラムを近日作成したいと考えています。
2003/11/1
  • 第二サイトのURL変更に伴う修正。 (http://s1.buttobi.net/genji/⇒http://genji.nce.buttobi.net/)
  • 「お知らせ」を追加
2003/10/29
  • 第一サイトのHTML版の本文は最初の帖(桐壺)だけに変更しました。これは、容量不足に悩む兄弟サイト「KNOPPIX実験室」の割り当て容量を増やすためです。
2003/10/25
  • 与謝野晶子の全訳源氏物語も、本文や渋谷教授の訳文と対照して読めるようにしたバージョンは、これまで、第一サイトのHTML版にのみアップしていましたが、第二サイトのHTML版にもアップしました。ただし、現状では、まだ最初の5帖(桐壺、帚木、空蝉、夕顔、若紫)のみです。また、第一サイトの一括ダウンロード版と第二サイトのchm版は未対応です。
  • 第二サイトの細目次ページに絵入り源氏物語の挿絵を追加しました。
  • HTMLヘルプ版のダウンロードページへのリンクは、2003/9/15に第二サイトのトップページから、第二サイトのツリービュー目次に移動したとき、リンク先を誤って設定していたため、事実上、ほとんどのchmファイルはダウンロードできない状態になっていましたが、これを正しいリンク先に修正しました。
2003/10/22
  • jooxさんによる源氏物語の解説記事一覧を楽天広場の私のサイトから当サイトに移動しました。楽天広場の制限(ページ記述量<全角20000文字以下)に抵触してアップできなくなったためです。
2003/9/25
  • 迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記方法を変更しました。
2003/9/15
  • 第一サイトと第二サイトのトップページを一本化しました。
  • HTMLヘルプ版のダウンロードページへのリンクは、第二サイトのトップページから、第二サイトのツリービュー目次に移動しました。
  • 第二サイトのツリービュー目次にランダムジャンプ機能を追加しました。
  • 第一サイトで第5帖以降の本文にアクセスされたときに表示されるダミーページでは、メッセージボックスが表示されて[OK]を応答すると第二サイトの対応する帖の細目次ページに移動するようにしました。
  • dionの掲示板は閉じ、楽天広場の掲示板に統合しました。
2003/9/5
  • 楽天広場に私のホームページを開設したので、兄弟ページとして紹介しました。このサイトには私の日記をアップしていきます。
  • お気に入りに青空文庫の「与謝野晶子 新訳源氏物語」と、楽天広場で見つけたjooxさんの「源氏物語の世界」を追加しました。
2003/9/1
  • 「buttobi.netの管理者様へ」を追加しました。
2003/8/29
  • 第二サイトにHTMLヘルプ版(削除前と同じもの)をアップしました。これで、削除前と同じ状態になりました。
  • この日、第二サイトで使用するCGI(PHP)の開発用に取得したIDがbuttobi.netの管理者によって削除されました。やはり、何の予告や連絡もなく、いきなりの削除でした。理由はCGIの開発を行ったためとのこと。
    第二サイトのためのCGI開発用のIDである旨は、8/25に誤解を解くための説明と併せてサポート宛に連絡済だったのですが、それに対して返信などもなく、これが事実上の返信だったようです。
2003/8/27
  • 第二サイトが削除後48時間以上経過し、再作成できるようになったので、とりあえず、削除前と同じHTML版をアップロードしました。
2003/8/25
  • 8/24に第二サイトがbuttobi.netの管理者によって削除されてしまいました。何の予告や連絡もなく、いきなり削除されたので、びっくりしました。しかし、通知された削除理由は誤解としか思えないようなものなので、現在、誤解を解くための手続き中です。
    第2サイトは、すでに、100MBを超えており、これだけの容量を無償で貸してくれるbuttobi.netには感謝していました。最近は兄弟ページを含めると、dionの容量制限の範囲内に収めるのが難しくなってきた関係で、dionからbuttobi.netへの鞍替えも視野に入れてサイトの再構成を検討し始めたところでした。このように予告なくいきなり削除されるようでは、完全な鞍替えは難しいかもしれませんね。
    本件については、今後も、状況が変わり次第、報告します。
2003/8/23
  • 兄弟ページの紹介にKNOPPIX実験室を追加しました。
  • 再編集プログラムのアップロードを一時停止しました。これは、KNOPPIX実験室で必要になった容量を手当てするためです。いずれは、与謝野晶子の全訳源氏物語との対照表示をサポートした新しいバージョンを第二サイトのほうにアップしたいと考えています。また、メールをいただければ、いつでも、最新版をお送りいたします。
2003/8/14
  • 最初の5帖(桐壺、帚木、空蝉、夕顔、若紫)について、与謝野晶子の全訳源氏物語も、本文や渋谷教授の訳文と対照して読めるようにしました。(ただし、第一サイトのみ)
    各ページの先頭の「表示設定」に「与謝野晶子訳」のチェックボックスが追加されており、これをチェックすると、現代語訳とローマ字版の間に与謝野晶子訳が表示されます。
    全訳源氏物語のテキストは、古典総合研究所からダウンロードしたものを使用します。
  • 第二サイトのHTMLヘルプ形式の再編集版のダウンロードページでの自動巡回ソフト「波乗野郎」を使った一括ダウンロード方法の記述を見直し、改善しました。
2003/7/26
  • 第二サイトのトップページからHTMLヘルプ形式の再編集版のダウンロードページへのリンクがなくなっていたので復活させました。6/22の修正時に、誤って削除してしまったもののようです。
  • 第二サイトのHTMLヘルプ形式の再編集版のダウンロードページの記述を見直し、修正しました。とくに、自動巡回ソフト「波乗野郎」を使って55個のHTMLヘルプ形式ファイルを一括ダウンロードする方法などを追記しました。
2003/7/12
  • 源氏物語の世界(オリジナル)で新たに公開された夕顔Ver1-3-1に対応しました。
  • 和歌目次に載っている和歌の数が4つの帖(朝顔、少女、藤裏葉、若菜(上))で1つずつ少なかったのを修正しました。 
  • 公開する再編集プログラムをVer 1.1⇒Ver 1.25にバージョンアップしました。
    これに伴い、この再編集プログラムを正しく動作させるために修正したオリジナルページのファイルを再編集プログラムから切り離し、別の圧縮ファイルに格納しました。
  • 第二サイトのHTML形式もVer 1.25で自動生成したものに総入れ替えしました。
2003/6/22
  • Javaスクリプトを使えないブラウザでも、ツリービュー目次を使わずに全ページにアクセスできるようにしました。
  • リンクフリーである旨と、推奨するURLを追記しました。
  • 今後の課題の現在の状況を若干ながら更新しました。
  • トップページとツリービュー目次に背景イメージを設定しました。
2003/6/12
  • 第二サイトのHTMLヘルプ形式の再編集版を、小さく分割したバージョンに変更しました。こちらは、HTML版と異なり、1章/ファイルと1段落/ファイルのものだけで、1帖/ファイルのものは入っていません。
  • 第二サイトのHTML形式も全ページに微修正があり総入れ替えしました。
2003/6/9 第二サイトのHTML形式の再編集版のファイルを小さく分割しました。これまで、再編集版の各ページは1帖/ファイルになっていましたが、これを、1章/ファイルや、1段落/ファイルに分割したものを追加しました。目次・細目次で章名をクリックすると章単位に分割されたファイルが、段落名をクリックすると段落単位に分割されたファイルが読み込まれます。目次の「全体」、または細目次の帖名をクリックすることで従来どおりの1帖/ファイルのものを読み込むこともできます。
2003/6/7 このページの記述を全面的に見直し、改善しました。
2003/6/6 第二サイトにあるHTMLヘルプ形式の再編集版のダウンロードページをフレームから外しました。フレーム内にあると、Internet Explorerなどのロボット機能(オフラインブラウズ機能)を使って一括ダウンロードしようとするときの障害になるためです。
2003/5/2 第二サイトを開設しました。第二サイトでは以下のことができます。
  • HTML形式の再編集版の全54帖をそのままInternet Explorer 4以降で閲覧できます。ただし、無償サービスを使っているので、ページの先頭と末尾にCMが入ります。
  • HTMLヘルプ形式の再編集版のファイルをアップロードしました。(1帖/ファイルで全54帖揃い)
2003/4/26 第一サイトを開設しました。第一サイトには以下のものをアップしました。
  • HTML形式の再編集版は全体をアップロードするだけの容量がないため、サンプルとして、目次と最初の5帖(桐壺、帚木、空蝉、夕顔、若紫)だけをアップしました。
  • 他の帖のファイルは、全54帖分の一括ダウンロードファイルとしてアップしました。

 


リンクについて

当ページはリンクフリーとします。ただし、リンクする場合のURLはディレクトリ名までで止めたURL(http://www.genji-monogatari.net/)でリンクしていただけると幸いです。(強制ではありません。ただし、他のURLは予告なく変更する場合があります)


ライセンスについて

この再編集結果、および、再編集プログラムは、GPL(GNU General Public License Version 2)にしたがうフリーソフトとします。オリジナルの「源氏物語の世界」と同じライセンスも考えましたが、その主旨はGPLと同じと思えるので、一般的なGPLを採用させていただきます。

フリーソフトですので、GPLに従う限り、自由にコピーや変更・再配布ができます。

反面、保証がありません。メールなどでご連絡いただければ可能な限り対応いたしますが、対応を保証することはできません。

 



源氏物語の世界: Copyright (C) 1996,2014 渋谷栄一
再編集版: Copyright (C) 2003,2015 宮脇文経

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