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第二十二帖 玉鬘


玉鬘の筑紫時代と光る源氏の太政大臣時代三十五歳の夏四月から冬十月までの物語

この帖の主な登場人物
登場人物読み呼称備考
光る源氏 ひかるげんじ 光る源氏
大臣
大臣の君
殿
三十五歳
夕霧 ゆうぎり 中将
中将の君
光る源氏の長男
紫の上 むらさきのうえ 対の上
殿の上

女君
源氏の正妻
玉鬘 たまかづら 若君
姫君
御方

西の対
藤原の瑠璃君
内大臣の娘
内大臣 ないだいじん 内の大臣
父大臣
大臣
父君
中将殿
花散里 はなちるさと 東の御方
夏の御方
御方
明石の御方 あかしのおほんかた 明石の御方
北のおとど
明石
末摘花 すえつむはな 末摘
乳母 めのと 御乳母
祖母おとど
おとど
母おとど
老い人
玉鬘の乳母
豊後介 ぶんごのすけ
兵藤太
玉鬘の乳母子
大夫監 たゆうのげん 大夫監
玉鬘への求婚者
右近 うこん 右近 紫の上付きの女房
三条 さんじょう 三条 玉鬘付きの女房

第一章 玉鬘の物語 筑紫流離の物語

目次 和歌

第一段 源氏と右近、夕顔を回想

第二段 玉鬘一行、筑紫へ下向
17行舟人もたれを恋ふとか大島の
うらがなしげに声の聞こゆる
18行来し方も行方も知らぬ沖に出でて
あはれいづくに君を恋ふらむ

第三段 乳母の夫の遺言

第四段 玉鬘への求婚

第二章 玉鬘の物語 大夫監の求婚と筑紫脱出

目次 和歌

第一段 大夫の監の求婚

第二段 大夫の監の訪問

第三段 大夫の監、和歌を詠み贈る
2行君にもし心違はば松浦なる
鏡の神をかけて誓はむ
7行年を経て祈る心の違ひなば
鏡の神をつらしとや見む

第四段 玉鬘、筑紫を脱出
6行浮島を漕ぎ離れても行く方や
いづく泊りと知らずもあるかな
7行行く先も見えぬ波路に舟出して
風にまかする身こそ浮きたれ

第五段 都に帰着
4行憂きことに胸のみ騒ぐ響きには
響の灘もさはらざりけり
0行

第三章 玉鬘の物語 玉鬘、右近と椿市で邂逅

目次 和歌

第一段 岩清水八幡宮へ参詣

第二段 初瀬の観音へ参詣

第三段 右近も初瀬へ参詣

第四段 右近、玉鬘に再会す
3行

第五段 右近、初瀬観音に感謝

第六段 三条、初瀬観音に祈願
1行

第七段 右近、主人の光る源氏について語る

第八段 乳母、右近に依頼

第九段 右近、玉鬘一行と約束して別れる
2行二本の杉のたちどを尋ねずは
古川野辺に君を見ましや
5行初瀬川はやくのことは知らねども
今日の逢ふ瀬に身さへ流れぬ

第四章 光る源氏の物語 玉鬘を養女とする物語

目次 和歌

第一段 右近、六条院に帰参する

第二段 右近、源氏に玉鬘との邂逅を語る

第三段 源氏、玉鬘を六条院へ迎える
12行知らずとも尋ねて知らむ三島江に
生ふる三稜の筋は絶えじを

第四段 玉鬘、源氏に和歌を返す
10行数ならぬ三稜や何の筋なれば
憂きにしもかく根をとどめけむ

第五段 源氏、紫の上に夕顔について語る

第六段 玉鬘、六条院に入る

第七段 源氏、玉鬘に対面する
10行

第八段 源氏、玉鬘の人物に満足する
8行恋ひわたる身はそれなれど玉かづら
いかなる筋を尋ね来つらむ

第九段 玉鬘の六条院生活始まる

第五章 光る源氏の物語 末摘花の物語と和歌論

目次 和歌

第一段 歳末の衣配り

第二段 末摘花の返歌
3行着てみれば恨みられけり唐衣
返しやりてむ袖を濡らして

第三段 源氏の和歌論
13行返さむと言ふにつけても片敷の
夜の衣を思ひこそやれ
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